光り輝くMVPは誰の手に

各企業にはさまざまな表彰制度があるかと思います。
社員のモチベーションを上げるためや帰属意識を高めるためだったりとその表彰制度の目的も違っていることでしょう。
仕事で大きな失敗をした社員を表彰する会社もあると耳にしたことがあります。

当社にも「週間MVP」という表彰制度があり、その賞を受賞すべく毎週盛り上がりを見せています。
今回はこの「週間MVP」について紹介いたします。

週間MVPとは

最近「MVP」という単語をよく耳にするようになった気がするのは私だけでしょうか。
スポーツをしてる方にとっては馴染み深い言葉かもしれません。(私はフットサル部に所属しています。)

知らない方のために説明するとMVPは「Most Valuable Player」の略で、直訳すると最も価値が高い選手という意味です。
っとェネツィアのスイーツ食べてお腹ンパンになりたい」の略ではありません。

当社の週間MVPはその週に最も結果を出した人に贈られる賞です。
選ばれるのは毎週一人なので競争率が高く、簡単に取ることは出来ません。

対象は係長以下で全社員が「今週はこの人がMVPだ!」と思った人に一人一票ずつ投票します。
そして、投票数が一番多い人が週間MVPに選ばれます。つまり、みんが選んだMVPということですね。

毎週月曜の全体朝礼時にMVPが発表され、その時に光り輝くトロフィーも授与されます。
MVPを受賞した人は、そのトロフィーを1週間自席に飾ることが出来ます。

ちなみに投票理由は全員が見れるようになっているので、自分になぜ投票がされているのかや他の人の評価のされポイントを確認できるようになっています。


みんな欲しいトロフィー

週間MVPの効果

週間MVPという制度はさまざまな効果をもたらします。
その効果を一緒に見ていきましょう。

■パフォーマンス向上
週に一人しか受賞できない価値のある賞なので、もちろんみんな狙っていきます。
私も今は表彰対象外ですが表彰対象時は常にMVPを狙っていました。

ただ、「今週がんばっていたから」というだけでは投票理由にはならず、圧倒的な結果が求められます。
だからこそみんな結果を出しにいきます。

仕事はモチベーションでするものではありませんが、週間MVPを狙うことでモチベーションがあがり、よりよいパフォーマンスが望めるのです。

■他部署のやってることが分かる
週間MVPは全社員の投票により決まる訳ですが、もちろん他部署の人に投票することも出来ます。
ただ、当社は部署ごとに執務室の階層が違うため、正直な話、他部署で誰がどんな結果を出したかまでは分かりにくいんですよね。

そんな状況でも公平に評価するために行われているのが自薦・他薦です。
テキストベースではありますが、「今週誰にも負けない結果を出した!」という人は自らアピールし、「今週この人がこんな結果を出していた!」という他者のアピールも活発に行われています。

「この人に助けられた!」という感謝も伝えられるので、個人的にこの自薦・他薦の取り組みが好きです。

「この人は今こういうことやっているんだ」という発見もありますし、「あの人はこんなに成長したのか」というまるで親心かのような気持ちを抱くこともあります。

ここからは余談ですが、自薦する際に「私自炊します!」って言った人がいるんですよね。
「自薦」を「自炊」と打ち間違えた訳なのですが、急に家事宣言したと思ったらすごく面白くて。
それを真似して自薦する際に「自炊します!」って言ってからアピールする人も出てきました。
そんな遊び心があるのも好きです。

■組織の活性化
上記2点の効果により、組織の活性化も期待できます。
ひとりひとりのパフォーマンスが上がれば、チームとしても会社としてもパフォーマンスが上がります。

また、他部署の取り組みを知れば、自部署にも取り入れることが出来ないかを考えられるようになります。
部署によってやっていることが違うので上手く当てはめることができない場合もありますが、結果の出ている取り組みを知れるキッカケがあるのはでかいです。

パフォーマンス向上と他部署の取り組み把握の相乗効果で組織が活性化していきます。


叙々苑へGO!

週間MVPを受賞した人はなんと!代表と叙々苑ランチに行くことが出来ます!!
あの叙々苑ですよ!
誰しもが聞いたことある焼肉屋さんですが、実際に行ったことがあるという方は少ないのでは無いでしょうか。
そんな叙々苑に週間MVPを受賞したら行くことが出来るのです!

この叙々苑ランチは月に一度行くので、他の週のMVP受賞者と行くことになります。
代表とMVP受賞者によるランチな訳ですから、繰り広げられる会話は必然とレベルが高くなります。
今回なぜMVPが取れたかを振り返ったり、自部署の現状を代表にアピールしたり、「私こうなりたい、こうしていきたい」という未来の話をしたり。

叙々苑でおいしい焼肉を食べて、お腹だけじゃなくて夢も膨らます。なんて素敵なことでしょう。
そんな素敵な時間を味わえるのもMVPの特権です。


この記事を書いた人

18
18
甘いものに目がない。
資料などの見直しが甘い時にスイーツの甘さに例えて指摘することにハマっている。
「ガトーショコラのように甘いよ」