【デザイン編】自分を売り込もう!!
アピール力のあるポートフォリオを作るには?

今回の記事は、クライアント様のサイトデザインを担当しているまえぽんから、デザイナー志望の方が就職活動時に持参する「ポートフォリオ」について、
めちゃくちゃ個人的に!
あくまでもまえぽん視点の意見で!
「ポートフォリオについて」を解説したいと思います。

デザイナーを目指す方や就職・転職活動をされてる方に少しでも参考になればいいなと思います。

デザイン楽しんでます!

あらためまして!総合商品部 ホームページ制作課でデザイン局にいるまえぽんです。
いつもデザイン、楽しいな!って思いながら仕事しています!!


会社では、売上をバンバン上げる営業が花形だとするならば、私達デザイナーは裏方的な存在ですが、今日は「採用のため」ということなので、はりきって記事書いていきます!


誤解が無いように言っておきますが、デザイナーは別に根暗ではありませんからね(笑)
いえらぶ琉球の制作課には、DJや元カメラマン、エアコン取付けも出来る元整備士にサーファー、他にも諸々アクティブな趣味や経歴を持った方たちが沢山います。

好奇心がないと知識やデザインの幅は広がらないので、好きなものに対しては「アクティブ」の姿勢って凄く大事なんですよね。


皆なにかしら色んな楽しみを持ちながら仕事も楽しんでるって感じです!

ポートフォリオは”ナニ推し”で行くべきかを決める!

さて、今回のテーマは自分を売り込む「ポートフォリオ」はどうすればいいか?


結論から言っちゃいますが

即戦力として見てもらいたいなら クオリティを前面に!”
可能性を感じてもらいたいなら 質、少しのセンスを前面に!”

これを念頭に置いてポートフォリオを作ると、自分を売り込みやすくなると思ってます。

どういうことか、、、ちょっと説明をしますね。



<素材>
ここで言う「素材」は、ポートフォリオに入れる作品だと考えてください。
素材がないと、自分という人間の魅力を伝えるには不十分なポートフォリオが出来てしまいます。
それだとどんなに優秀なデザイン経験者も、将来に可能性がある隠れた原石も面接する側は気付く確率が低くなります。

【経験者】を採用する場合
制作課にはアルバイトを含めると下は学生~上はお孫さんがいそうなおっちゃんまで、様々なライフスタイルを持った方がいます。
それによって日数や勤務時間帯も様々なアルバイトさんやWワーカーさんが在籍しています。
そんな中でも、短時間での勤務時間を要望される方ももちろんいます。
その場合は「即戦力」に重きを置いてポートフォリオを見ている場合があります。
短時間で会社に貢献できる力があるかどうかが魅力付けになります。

【未経験者】 を採用する場合
これから一緒に日々を過ごす仲間の募集です。
まず、デザイナー職に対する適性があるか。
一緒に仕事をしていく中で伸びしろがあるかを見ています。
ここでは「可能性」に重きを置いてポートフォリオを見る場合が多いです。


初対面では、どういう人間か、どういう考えを持っているかも未知数です。
なので、判断材料としてポートフォリオは舐め回すように見ています(笑)

単純な話ですが、雑に作られたポートフォリオよりも、不格好でも丁寧に作られていたり、何か工夫を凝らして作られていた方が伝わる方が、初対面だったとしても「本気度」は伝わりますよね。

また、よく勘違いされがちですが、デザイナーという言葉に対してキラキラしたようなイメージがありますが、そんなに華やかな職業ではないです。
残念ながらそれが事実なんです(本当に残念な事実ですが・・・)


私も、この職業を始めるきっかけが「キラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°カッコイー」だったので、デザイナーになって初めてこんなに泥臭い、熱い職業はない!と分かりました。
(もっとスマートにそつなくこなして海外とか毎年旅行に行くイメージしてました。ごめんなさい。)

あと、デザインには答えが無いので、そこが何でもできちゃう系女子のまえぽんからすると一番の魅力で続いている秘訣だと思っています。飽きない!!!

しかし、答えがない分、キラキラじゃない分挫折する方も多いんですよね・・・( ;∀;)
なので、新しい仲間が増えるぞ!となるといろんな角度から、「この人とは!」を読み取ろうと必死になるんです。

だから、ポートフォリオは作品のクオリティーを見る以外に、「几帳面な性格かな」「細かい作業が好きなのかな」「自分が大好きな人なのかな」「黙々とやるタイプかな」・・・と、読み取れそうなものを探して読み取ろうとします。

そういう意味で、「質」と「可能性」を見ています。

<つまり!>
素材(作品)はあるけど、ポートフォリオという【完成形】としてどう見せられるかが、デザイナー志望者の勝負どころだと思います。
自分は「即戦力」推しで勝負するのか、はたまた「可能性」を推して勝負するのか。
まずはそこを決めるために、自分を客観視してみましょう。

作ってみよう!

自分の推しどころがわかったところで、次はポートフォリオ作成ですね。
どうしたら自分の魅力を表現できるのか、私もGoogle先生に聞いた時期がありました。
世の中の先輩たちは優しいのでポートフォリオを見せてくれました。

っ真似できないよ!うぅ・・・。。。_| ̄|○

当時の私は突き付けられたレベルの差に崩れ落ちたものです。
最初から、考え方が違っていただけなんですが。初心者の自分がクオリティで勝負しようとしていたなと、今ならわかります。
「伸びしろ見てよ!」と言うつもりで作りなさい、とあの頃の自分に教えてあげたいです・・・。
(´-`).。oO( まえぽんは前職グラフィックデザイナーでした。未経験からのスタート時はいっぱい面接を落とされました 。泣ける・・・)

ということで、今持っている知恵とスキルでポートフォリオを作るしかないので、まず自分のできることを探してみましょう。

■イラストが得意な人なら
いろんな種類の紙に描いてみましょう。
ただの白い紙に描くよりも、面白いものが出来上がるかもしれません。
その時に、描く素材も変えてみるとまた違う味のものが出来ます。

もったいないけど・・・チョキチョキ切ります!
切って、お洒落な紙に貼りましょう。
「スクラップブック」や「コラージュ」で検索するとGoogle先生が先輩たちの作品を見せてくれます。

■カードや小サイズのデザインが作れる人なら
クリアファイルに入れるだけ・・・ではなく、色紙や白紙に貼り付けて
作ったデザインを引き立たせる工夫をしましょう。

大胆に余白を使って、紙の真ん中にカードを貼ってみる。
もしくは、紙に貼ったら説明文を付けてみる。
意図を書いてみる。
その場合は文章の「フォント」の種類やサイズを気にしてみましょう。

■収納するファイルもこだわろう
紙素材やポリプロピレン素材、いろんなファイルがありますが、ポートフォリオは「自分を売るための資料」です。
安っぽく見えるものは極力避けましょう。

美容師希望の子は面接の服装から既に審査が始まっていると聞いたことがありますが、それと同じです。
応募者から提出されるものすべてが採用の審査対象になっていることを覚えておきましょう。

WEBデザイナーのポートフォリオ!

簡潔に書くとこうです!


印刷して紙媒体で見せる⇒OK
WEBサイトで見せる⇒もちろんOK


出来ればWEBで見せられる方はWEBで見せていただけるのが一番です。
しかし、これからWEB業界へトライされる方もいると思うので「架空のサイトをAdobeなどのツールで作って紙に印刷して提出」でも問題ないです。

ちなみにまえぽんはデザイン特化型なので、同じデザインオンリーの応募者を歓迎しております!

つまり、コーダーとデザイナーがそれぞれ在籍しているような会社であれば、「印刷した紙媒体で見せるのもOK」「イラレやPhotoshopで見せるのもOK」だと思いますし、WEBで見せてコーディング技術まで見てもらうこともできます。
※応募される会社によっては制約がある場合がありますので、その場合はその内容に則った提出を行ってください。

もちろん、いえらぶ琉球ではコーダーとデザイナーがそれぞれいますので、どちらか片方を見てもらことができます。
両方できる場合は部署内で取り合いになるかもしれません(笑)

まとめ!

犬派だけど、いいネコ写真!


1)「ナニ推し」で自分を売り込むのかを見極めろ!
 ・即戦力で見てもらいたいなら⇒クオリティを前面に出したポートフォリオ作成を!(経験者推奨)
 ・可能性で見てもらいたいなら⇒質、少しのセンスを前面に出したポートフォリオ作成を!(未経験者推奨)

2)自分の推しどころがわかったら、作ってみよう!
 ・イラストが得意な人なら、イラストの使いどころやコラージュの組み合わせ方でセンスや伸びしろをアピールしよう!
 ・デザインが作れる人なら、作ったデザインを引き立たせる工夫をしましよう!
 ・収納するファイルもこだわろう!

3)WEBデザイナーのポートフォリオ!
 ・実績がある方はWEB版で是非見たいです!
 ・コーダー、デザイナーがそれぞれいる会社の場合でデザイナー希望の場合は「イラレ」や「Photoshop」「紙に印刷」でデザインの側(ガワ)を見せることができます!
 ※応募される会社によっては制約がある場合がありますので、その場合はその内容に則った提出を行ってください。
 ・いえらぶ琉球の場合、WEB未経験者は「イラレ」や「Photoshop」「紙に印刷」でデザインの側(ガワ)を見せることができます!

ということで、まえぽん主観のポートフォリオ論でした。
ご清聴ありがとうございました<(_ _)>

そんなまえぽんと一緒にデザイン業務をしてくれる仲間を絶賛募集しています!!
WEBデザイナーにご興味のある方は是非 [ ENTRY ]をお待ちしています!!!!!!!


この記事を書いた人

まえぽん
まえぽん
総合商品部 ホームページ制作課 デザイン局のまえぽんです。
勘がいいのでアニマル寄りだと思っています。
でもデザインはちゃんと頭使って作っています。ご安心ください。